中村ソフトスポーツ少年団 通常の練習と体験会

2025/11/28

2025.11.23 中村ソフトスポーツ少年団「通常の練習」を視察いたしました。

 同団は40年以上の歴史を持つ伝統的なスポーツ少年団で、継続的な指導体制が

整っています。

指導者にはOBも多く、奉仕作業など地域に根差した活動が継続されています。

当日は、通常の練習に加え体験会も実施されていました。

体験会は年に数回行われているそうですが、何回参加してもよく、繰り返し参加

することで団の雰囲気に馴染み、納得して入団を決めることができからだそうです。

 監督は、「礼儀はもちろんですが、ソフトボールを通じて思いっきり体を動かし、

遊ぶように楽しんでほしい。」との思いを持って指導にあたられていました。

大人(指導者・保護者)は安全面に注意を払い、子ども達が安心してソフトボール

に取り組める環境づくりを重視されているそうです。

 ウオーミングアップ以降は、低学年は別メニューで練習をしていましたが、保護

者が複数人キャッチボールの相手となり、円滑な練習が行われるようにフォローし

ていました。

 練習中、監督はノックの合間も絶えず声をかけ、子ども達の動きや姿勢を励まし、

雰囲気づくりに努めておられましたが、子ども達も監督に負けないくらい大きな声を

出していました。

転がってきたボールを拾った際には、「ありがとうございます。」と大きな声でお礼を

言われ、礼儀を大切にする指導が行き届いていると感じられました。

また、低学年の子が、学校で団員の上級生から声をかけてもらい「学校が楽しい。」

と話していたと伺い、団の活動が学校生活にも良い影響を与えていると思いました。

 ソフトボールは用具に一定の費用がかかりますが、同団ではバット・グローブ・ユ

ニフォーム等の貸し出しを行っており、入団を検討されるご家庭の負担軽減に努めて

います。

これらは、卒団性による寄付等で確保されていますが、こういった環境整備により、

誰でも参加しやすい体制が整えられていました。