萩剣武会剣道スポーツ少年団 剣道体験会

2025/09/02

2025.8.9 萩剣武会剣道スポーツ少年団「剣道体験会」を視察いたしました。

 萩剣武会剣道スポーツ少年団は、剣道の稽古を通じて、団員の心身の練磨及び相互の

親睦を図り、その活動を当財団の山本優評議員が視察いたしました。

(以下、山本評議員の視察報告書より抜粋しております。)

 萩剣武会剣道スポーツ少年団は、週3日、19時から2時間(低学年は早く終了)活動し、

対象は保育園年長程度から中学生までとなっていますが、保護者の参加も可能となって

おり、防具の貸し出しもされるなど、家庭的な雰囲気のある団体となっています。

 少子化が進む中、「一人でも多くの子どもたちに剣道の良さを伝える」ことを目的に、

「親子での剣道体験会」が開催されました。

 当日は、小学生から成人までの幅広い団員とその保護者等により、駐車場から受付や

飲み物等の準備がなされ、時間通りに開始されました。

 準備運動(ストレッチやラダートレーニング)、すり足の仕方や竹刀の持ち方(剣道の基本動作)、

ボール打ち(竹刀を使ってみる活動)、剣道着試着(最後に記念写真)、模擬試合見学(小・中学生)、

実体験(実際の面打ち)等、親子で剣道の動きを体験することができていました。

最初のあいさつの時間以外は、「楽しむこと」が徹底されており、参加者がリラックスして参加

することができていました。

 保護者も初体験の方が多く、スタッフとして参加した中学生を中心に個別の支援と指導者の適切な

指導が効果的でした。

また、「なぜ大きな声を出すんでしょう。」などと、対話の時間も多く、適宜質問に答える内容とな

っていました。

日頃から、団員・指導者・保護者が一体となって活動されていることがうかがえました。

 初めて剣道着を着て竹刀を構えた姿を写真に撮ってもらう際の誇らしげ姿や、初めて竹刀で相手の面

を恐れ恐れ打ち付ける姿が印象的でした。