NPO法人岩国子ども劇場 虫取り&バーベキュー

2025/09/02

2025.8.3 NPO法人岩国子ども劇場「虫取り&バーベキュー」を視察いたしました。

 NPO法人岩国子ども劇場は、「自然界の仲間とあそび仲間からマネブ~

自然界の一員ヒトとして~」を事業名として掲げ、月1回程度の活動を

されておられます。

 その活動を当財団の山本優評議員が視察いたしました。

(以下、山本評議員の視察報告書より抜粋しております。)

 

 NPO法人岩国子ども劇場は会員制で運営されており、「『あたり前』の営みを

暮らしの中に位置づけることが大切」との思いから、異年齢での子どもたちの

体験を通して、自然界の一員であることを再認識することを目的とされています。

 年間を通して、「舞台を観る」「あそぶ」「居場所」をキーワードに様々な活動が

行われており、今回は夏の行事のひとつとしての「虫取り&バーベキュー」を視察

しました。

 開会行事等の形式ばった時間はなく、家族単位での参加者が会場に着き次第、子ども

たちは、広場を駆け回ったり、水辺に向かったりと、自由かつ伸び伸びと動き回って

いました。

その間スタッフは、見守りとともに、保護者と歓談しながらバーベキューの準備が進めて

おられました。

 持参の網を振り回しながら走り回っている子どもと後ろから見守る保護者、虫が苦手な

姉が弟の世話も兼ねて来たという家族、保護者から小魚の取り方を教えてもらう親子等々、

炎天下にもかかわらず、参加者の笑顔と歓声が響き渡っていました。

 「当たり前」の夏休みを家族で楽しむことで、会話も進み、目的以上のものが得られて

いるように感じました。

 会場である「美和なごみ広場」は死角もなく、除草も徹底されていることなど、安全面も

配慮が行き届いており、遊具がなくても子どもたちはいくらでも楽しむことができるという

ことを再認識することができました。