二月会再興実行委員会 二月会再興プロジェクト 第8回山寺コンサート

2016/10/22

二月会再興実行委員会による「狂言と童舞(どうぶ)の体験と伝承活動」を視察しました。

 10月22日、二月会再興実行委員会による「狂言と童舞の体験と

伝承活動」を当財団の池永監事が視察させていただきました。

 二月会は、大内時代に興隆寺の祭りとして地域を挙げて毎年行われてい

た行事でしたが、現代の青少年がこうした日本の伝統文化・芸能に関心を

持ち、また大切にする心を育てることを目的として8年前に当実行委員会

が組織されたと伺いました。

 同委員会は、毎年市内の小中学生に狂言と童夢の指導をしています。

子ども達は、毎週土曜日に野田神社の能楽堂で、代表の米本太郎さんから

狂言を学び、月に2回、氷上公民館(大内地区)で童夢を学んでいます。

 狂言教室は、11月13日にふるさと伝承センターでの発表会と

3月19日に大内小学校体育館で開催される「山寺コンサート」で

成果を発表する予定だそうです。

 今回の視察では、和室の楽屋で各自が取り組む演目の「清水」「痺れ」

「皸(あかぎれ)」「膏薬練り」「宮城野」について、米本さんより熱心

に稽古を受けていました。

 「衣装やお面等の舞台道具の費用捻出などの捻出にもご苦労をされて

おられるようですが、山口の伝統文化を守り、青少年に日本の伝統文化

・伝統芸能などを大切にする心を育てるというこのような活動を長く続

けていただきたいと痛感しました。」

と池永監事より視察の報告がありました。